ボーイスカウトとは、健全な青少年を育てる社会教育運動です。

 ボーイスカウトとは、自立心のある健全な青少年の育成を目的とした、世界的な社会教育運動です。子供たちの好奇心や探求心に応えるさまざまな活動を通して、心身ともにバランスのとれた人格の形成をめざしています。

ボーイスカウトは質素が基本。最低限の費用で済みます。

 ボーイスカウトにかかる費用は、習い事や塾などよりはるかに安いのです。指導者が無報酬で奉仕し、スカウトには「質素」を基本に贅沢や無駄遣いを戒めているからです。制服や持ち物も初めから全部揃える必要はありません。

活動は、休日の余暇時間を有効に使った活動です。

 活動は土曜や日曜の数時間程度です。子供たちの余暇を利用して楽しく遊び、学ぶわけですから、頭のリラックスにも役立ち、集中力や自主性が養われます。

小さなキャンプから始まった運動です。

 ボーイスカウト運動は、1907年 イギリスのベーデン−パウエル卿が都会の少年たちと小さなキャンプをしたのが始まりです。彼はこの体験をもとに、少年たちに野外活動のすばらしさ、グループでの遊びの楽しさを教えた「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著しました。これに魅せられたイギリス中の少年たちは、グループをつくり山野を駆け巡りました。以来、ボーイスカウト運動は世界中に広がり受け継がれています。
 現在、ボーイスカウト運動には、世界131カ国、1,600万人ものスカウトが参加しています。社会教育運動としては他に例を見ないほどの国際性を持ち、その意義が広く見とめられています。運動の本部(ボーイスカウト世界機構)は、スイスのジュネーブにあります。

学校以外の、もうひとつの教室です。

 いじめ・非行などの問題。子供たちを取り巻く環境、とりわけ教育の問題に大きな関心が集まっています。ボーイスカウト日本連盟は、自立心を持ち冒険心にあふれた青少年育成を目的に1922年に創設されました。家庭や学校ではなかなか得られない自然の中でのボーイスカウトの体験が、さまざまな問題へのひとつの解決になると私たちは願い、また確信しています。

 

詳細は、ボーイスカウト世界機構
    
ボーイスカウト日本連盟  のホームページをご覧ください。