多くの皆様にご参列いただき
新嘗祭(にいなめさい)が行われました。

新嘗祭とは、
 日本の国は古くから「瑞穂国(みずほのくに)」と呼ばれてきたように、秋には稲穂が立派に実って、人々の顔は「今年も神様のお恵みで無事に実りの秋を迎えることができました。」と感謝の喜びに満ちあふれます。こうした田畑の作物、すなわち農業が日本の社会の基礎になって、「この大きなお恵みを下さった神様に感謝の誠をささげ、新しい収穫物を第一にさしあげる」お祭りとして、新嘗祭が行われます。
 この日は宮中でも、天皇陛下ご自身がお作りになられたその年の新米を神々にお供えになり、感謝のお祭りをされ、また陛下も神々と共に初めて新米を召し上がれる神事「相嘗の儀(あいなめのぎ)」が行われます。この新嘗祭は非常に古い伝統を持つ祭りで、天皇ご自身でお祭りにあたられるのも、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の昔に始まるものです。
前夜の強風で境内の大きな槇が
倒されてしまいました。
途中から折れてしっまた
木もありました。
太鼓の合図で新嘗祭が始まりました。
修 祓
開扉の儀
多くの実りが奉賛されました。
祝詞奏上   
ご列席の皆様に玉串を拝礼いただきました。
撤 饌
閉扉の儀
台風、地震、昨夜の大風と天災に
見舞われた年でしたが、
多くの実りを得ることができ幸いでした。
皆様の敬神とご奉仕によるものだと
感謝しております。
神酒拝戴
直 会