大祓(おおはらえ)
夏越しの祓(なごしのはらえ)とは?

「夏越しの祓(なごしのはらえ)」は、私たちが知らず識らずに過ち犯した罪やけがれ、わざわいをはらい清め、夏を迎えるための最も大切な行事であります。
当社では、六月三十日午後二時 
大祓式(おおはらえしき)を行い、皆さまの安全と無病息災とを祈願いたします。
また、引きつづき 
茅の輪(ちのわ)くぐりをして、厄除神事をおこないます。
茅(かや)には、勢いよくまっすぐに成長するところから、邪悪を寄せつけず、三回くぐることによって、夏の厳しい暑さを乗り切ることができると考えられています。

  
みなつきの 夏越しのはらへ
    する人は ちとせのいのち
          のぶといふなり


茅狩り、茅の輪の準備を行いました。
   役員・氏子の皆様ご協力ありがとうございました。

皆様のご協力により、見事な茅が取れました。

はかまを取り、茅をきれいにしていきます。
茅の輪の芯に茅を仮止めし、
荒縄で本締めしていきます。
茅の輪が取り付けられ、
周りに化粧をしていきます。
役員・氏子の皆様ご苦労様でした。


多くの皆様にご参列いただき大祓が行われました。

見事に完成した茅の輪です。
形代(かたしろ)、切麻(きりぬさ)にて、
それぞれ自分でお祓いをしました。
祝詞奏上
八針行事
木綿(ゆう)を八つに裂いてお清めをしました。
八針行事
麻を八つに裂いてお清めをしました。


茅の輪のくぐり方
茅の輪は3回くぐります。
1回目は、茅の輪をくぐり左回りで元の位置へ、
2回目は、茅の輪をくぐり右回りで元の位置へ、
3回目は、茅の輪をくぐりそのまま、まっすぐ本殿に向かいます

茅の輪をくぐる度に
唱え言葉を唱えます。
1回目

みな月の 夏越しの祓へ する人は ちとせの生命 伸ぶと言ふなり
2回目
思ふこと 皆尽きねとて 麻の葉を 切りに切りとも 祓ひつるかな
3回目
蘇民将来 蘇民将来 

宮司の唱え言葉に続き、
茅の輪くぐりが行われました。
               
三回の輪くぐりの後、本殿に参進しました。
玉串拝礼
直会では、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。